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Beach Clean 005


鵠沼海岸で行われた、JEAN主催の「春のクリーンアップ」に参加してきました。

個人参加よりも団体参加が目立ち、一団体の人数も30人以上と多かったため、総勢100人は参加した大規模なビーチクリーンとなりました。

この日の鵠沼海岸は天気もよく、サーファーが波の上にずらっと並び海は混みあっていました。 砂浜の海ごみについては、普段からサーファーの皆さんがごみを捨てないように、あるいはごみが落ちていたら拾ってくれているためか、目につくようなごみは落ちておらず。

ビーチクリーン開始前に海洋生物への海ごみ被害を、写真を示して説明がありました。 海鳥がプラスチックの原料となる数ミリの粒を魚卵と間違えて飲み込んでしまい、消化出来ずに内蔵に溜まり命を落としたり、ビールなどの缶をとめるプラスチックのバンドが首に絡まりアザラシが命を落としたり。

何気なく外にごみを捨ててしまう時、自分の目の前からごみが消えるとそれは自然にいつか消えて無くなると錯覚したり、誰かが処分してくれると思ったり、自分の手を離れた後にどんな影響があるのかを考えない場合が多いのだろうと思います。

生ごみや木片などいつか分解されるごみもある一方で、プラスチックなど波に運ばれるうち細かく粉砕はされるけれど、けして消えはしないごみも多数あるわけで、ビーチクリーンを体験する人が増えれば、少しでもごみの扱いを変える人が増えるのではないかと感じました。

30分間のごみ拾いを始めてみると、ほとんどごみが無いと感じていた砂浜にも、たばこのフィルターや注射針、ガラス片などごみが落ちているのが見えてきました。

特に今回、数ミリのプラスチック粒でも海鳥の命を奪うと知り、小さなプラスチック片にもより意識が向かいました。

また、拾うだけでなくごみの種類・数を数えて記録することの意味は、海ごみの発生を元から断つことにあるそうです。

私達もまだ小規模ではありますが、ビーチクリーンと記録を継続して、海ごみの発生を減らすことへ(楽しみながら)貢献していきたいと思いを新たにしました。

setsuko


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